SSブログ

中国茶の思い出 その5

白茶と紅茶に出会って以来、
すっかり中国茶のファンになりましたが、
もうひとつ強烈な出会いがありました。

桜川のターメリーというお店で出会った、
40年もののプーアール茶です。

=====
友人に連れられ訪れたターメリーというお店。
日本茶、紅茶、中国茶、と幅広い品揃え。

その日は時間も遅く他のお客様もいなかったので、
マスターがみっちりつきっきりで、
お茶を煎れて下さいました。

とてもとても珍しい、
40年もののプーアール茶を勧めて頂きました。

プーアール茶は発酵茶ですから保存がきき、
10年もの、20年もの、とワインのように価値が上がります。

40年前の茶葉は野生のとても質の良いもので、
当時作られたプーアール茶も、
とても品質の良いものだそうです。

ですが今や現存するものはあまりなく、
あれば高値で取引されるという貴重品に。。

なにゆえそんな珍しいものがここにあるのか?
ラッフルズホテルから紆余曲折を経て、
マスターの手元へ渡るまでのその茶葉の数機な運命を、
聞かせて頂いたのですが・・・

ほぼ忘れました。。
3年前だし。。すみません。。
とにかく、どえらい珍しい貴重な茶葉だという事です!


その味は、本当に不思議でした。

そのプーアール茶だけで、
1時間以上はお茶を飲んでいたと思います。

40煎は頂きました。

40煎ですよっ!!

さすが40年ものは40煎くらいいっちゃうんですねー。

40煎の味の変化はそれは凄かったです。
マスターが煎れて下さったからこそ、でしょうが。。

プーアール茶かと思えば後から紅茶の味に変わり、
紅茶かと思えばあとから緑茶も顔を出し、
緑茶かと思えばやはりプーアール茶の味がして・・・

茶葉の歩んだ時間をそのまま旅するような感じでした。

時間すらも飛び越えるお茶。
深い。深すぎる。中国茶。

(つづく)

 <葉鍼灸院HPはこちら>
昔ながらのお灸とはり 大阪市西区四ツ橋 女性の為の隠れ家鍼灸院
 <こころ、からだ、鍼灸医学、あれこれ考えるblogはこちら>
新しいものはもう古い。古いものは新しい。

> [養生茶講座]
TOPに戻る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。