国家試験
「鍼灸師さんって、何か学校に通ったりとかするんですか?」
このような質問をされることも、あります。
・・・・・・・認知度が低いっ!!
鍼灸師・・正確には、はり師、きゆう師の資格は、
それぞれ別々なのですが、
はり師、きゆう師、あん摩マッサージ指圧師は、
国家資格になります。
「そんな事当たり前!」と思っているのは、
鍼灸師ばかりなり・・・
まだまだ知られていませんよ。鍼灸の世界は。
鍼灸師になるには、専門学校や大学などで、
3~4年の時間をかけて、様々な科目を勉強します。
そして、毎年2月に行われる国家試験を受験します。
試験科目は・・・
医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、
解剖学、生理学、病理学概論、
臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、
東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論
以上に加えて、
はり師は、はり理論
きゆう師は、きゅう理論
あん摩マツサージ指圧師は、あん摩マッサージ指圧理論
があります。
丁度、来週末が国家試験です。
受験生の方は、今からは朝型に切り替えて、
体調管理を万全にして、試験に挑んで下さいね!
新しいものはもう古い。古いものは新しい。
こころとからだに優しい鍼灸治療 葉鍼灸院
このような質問をされることも、あります。
・・・・・・・認知度が低いっ!!
鍼灸師・・正確には、はり師、きゆう師の資格は、
それぞれ別々なのですが、
はり師、きゆう師、あん摩マッサージ指圧師は、
国家資格になります。
「そんな事当たり前!」と思っているのは、
鍼灸師ばかりなり・・・
まだまだ知られていませんよ。鍼灸の世界は。
鍼灸師になるには、専門学校や大学などで、
3~4年の時間をかけて、様々な科目を勉強します。
そして、毎年2月に行われる国家試験を受験します。
試験科目は・・・
医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、
解剖学、生理学、病理学概論、
臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、
東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論
以上に加えて、
はり師は、はり理論
きゆう師は、きゅう理論
あん摩マツサージ指圧師は、あん摩マッサージ指圧理論
があります。
丁度、来週末が国家試験です。
受験生の方は、今からは朝型に切り替えて、
体調管理を万全にして、試験に挑んで下さいね!
新しいものはもう古い。古いものは新しい。
こころとからだに優しい鍼灸治療 葉鍼灸院
> [鍼灸]
2013-02-15 17:43
脈のはなし
*整いました
「ととのいました!」という芸人さんがいましたね・・
今回は、そっちの「ととのいました」ではなく・・
「脈がととのう」という、お話です。
鍼灸師は、はり治療に入る前に、様々なチェックをおこないます。
患者さんの身体の状態を、様々なサインから読み取ろうとします。
患者さんの、お腹や手足や背中にふれて、
温かさや冷たさ、固さや柔らかさ、痛さやくすぐったさ・・
そういった情報をキャッチします。
さっとなでたり、ポンポン叩いたり、時にはぐりっと押したりもします。
そうした情報収集のひとつに「脈診」というものがあります。
患者さんの手首に鍼灸師の指をあて、拍動を感じ取るものです。
*脈拍を確認するって何でしょう?
「ちゃんと脈を打って生きてるか、という確認?」
もちろんそれはそうですが、もっと細かい情報もみています。
「動脈硬化や、不整脈の発見?」
それも大切な情報です。でも、他にも情報をみているのです!
*伝統鍼灸における脈診では・・
脈が、速いか遅いか、浮いているか沈んでいるか、
押すとつぶれるかつぶれないか、滑らかかそうでないか・・
といったような情報をキャッチして、
身体の中が、冷えているのか熱があるのか、
血が足らないのか、気が足らないのか、はたまた余分に多いのか・・
といった、身体全体のバランスをみています。
*脈をみる意味とは?
脈診の意味は、治療方針をたてることにあります。
身体全体のアンバランスを見つけることで、治療ポイントが絞り込めます。
そして、そのアンバランスを正すべく、はりやお灸を行います。
もうひとつ重要な意味があります。
治療が正しく行われたことの確認です。
治療の後に、再び脈診を行い、傾いていた身体のバランスが、
正しく元に戻ろうとしている事がわかれば、治療は成功です。
(※例えば、身体のベクトルが左に行きすぎていたならば、
そのベクトルが右にむけばよいのです。あとは自然に元の位置に収まります。)
もちろん、脈を確認するだけではなく・・
痛かったり硬かったり冷たかった部分が、痛くなくなり柔らかくなり温かくなる、
といったことも確認していきますよ!
患者さんにいくら「脈がととのいました!」とお伝えしたところで、
「あ、そう」てな感じです。
患者さんは、目にみえて効果を実感したいと、そう思っていらっしゃるからです。
でも「脈がととのうことは、本当に大切」という思いは、
日増しに強くなっております。
*脈はウソをつかない
食べたものを食べてないと言うことは出来ても、
食べたものを食べてないという脈にすることは出来ない。
別に、格言でも何でもないのですけども・・
この通りです。
ドキドキ緊張して速まった脈など、自分ではコントロール出来ません。
いくら、平静をよそおっていても、です。
治療後に、あまりバランスの改善がみられない時は、
患者さんの身体は「心身ともに納得していない」ようです。
部分的な痛みはとれていても、です。
治療後に、実にバランスのとれた良い脈になった時は、
患者さんの身体は「心身ともに納得」されたようです。
具体的には「スカッと楽になった」などと言われる事が多いです。
新しいものはもう古い。古いものは新しい。
こころとからだに優しい鍼灸治療 葉鍼灸院
「ととのいました!」という芸人さんがいましたね・・
今回は、そっちの「ととのいました」ではなく・・
「脈がととのう」という、お話です。
鍼灸師は、はり治療に入る前に、様々なチェックをおこないます。
患者さんの身体の状態を、様々なサインから読み取ろうとします。
患者さんの、お腹や手足や背中にふれて、
温かさや冷たさ、固さや柔らかさ、痛さやくすぐったさ・・
そういった情報をキャッチします。
さっとなでたり、ポンポン叩いたり、時にはぐりっと押したりもします。
そうした情報収集のひとつに「脈診」というものがあります。
患者さんの手首に鍼灸師の指をあて、拍動を感じ取るものです。
*脈拍を確認するって何でしょう?
「ちゃんと脈を打って生きてるか、という確認?」
もちろんそれはそうですが、もっと細かい情報もみています。
「動脈硬化や、不整脈の発見?」
それも大切な情報です。でも、他にも情報をみているのです!
*伝統鍼灸における脈診では・・
脈が、速いか遅いか、浮いているか沈んでいるか、
押すとつぶれるかつぶれないか、滑らかかそうでないか・・
といったような情報をキャッチして、
身体の中が、冷えているのか熱があるのか、
血が足らないのか、気が足らないのか、はたまた余分に多いのか・・
といった、身体全体のバランスをみています。
*脈をみる意味とは?
脈診の意味は、治療方針をたてることにあります。
身体全体のアンバランスを見つけることで、治療ポイントが絞り込めます。
そして、そのアンバランスを正すべく、はりやお灸を行います。
もうひとつ重要な意味があります。
治療が正しく行われたことの確認です。
治療の後に、再び脈診を行い、傾いていた身体のバランスが、
正しく元に戻ろうとしている事がわかれば、治療は成功です。
(※例えば、身体のベクトルが左に行きすぎていたならば、
そのベクトルが右にむけばよいのです。あとは自然に元の位置に収まります。)
もちろん、脈を確認するだけではなく・・
痛かったり硬かったり冷たかった部分が、痛くなくなり柔らかくなり温かくなる、
といったことも確認していきますよ!
患者さんにいくら「脈がととのいました!」とお伝えしたところで、
「あ、そう」てな感じです。
患者さんは、目にみえて効果を実感したいと、そう思っていらっしゃるからです。
でも「脈がととのうことは、本当に大切」という思いは、
日増しに強くなっております。
*脈はウソをつかない
食べたものを食べてないと言うことは出来ても、
食べたものを食べてないという脈にすることは出来ない。
別に、格言でも何でもないのですけども・・
この通りです。
ドキドキ緊張して速まった脈など、自分ではコントロール出来ません。
いくら、平静をよそおっていても、です。
治療後に、あまりバランスの改善がみられない時は、
患者さんの身体は「心身ともに納得していない」ようです。
部分的な痛みはとれていても、です。
治療後に、実にバランスのとれた良い脈になった時は、
患者さんの身体は「心身ともに納得」されたようです。
具体的には「スカッと楽になった」などと言われる事が多いです。
新しいものはもう古い。古いものは新しい。
こころとからだに優しい鍼灸治療 葉鍼灸院
> [鍼灸]
2013-02-13 16:41
がんこな足のむくみ
私は、なかなかの「むくみ足」です。
靴下のゴムの跡は、誰でも「クッキリと残るもの」だと思っていました。
そうではない、と知ったのは、鍼灸学校に入ってからでした。
鍼灸学校の実技の時間では、ペアを組んでお互いに治療するのですが、
いろんな人の体表観察をしていくうちに、
「どうも自分の足はかなりむくんでいるらしい・・」
という事に気づきました。
「靴下のゴムの跡が残るのは、当たり前ではなかったのか!!」
びっくり。
靴下のゴムの跡は、誰でも「クッキリと残るもの」だと思っていました。
そうではない、と知ったのは、鍼灸学校に入ってからでした。
鍼灸学校の実技の時間では、ペアを組んでお互いに治療するのですが、
いろんな人の体表観察をしていくうちに、
「どうも自分の足はかなりむくんでいるらしい・・」
という事に気づきました。
「靴下のゴムの跡が残るのは、当たり前ではなかったのか!!」
びっくり。
> [鍼灸]
2013-01-21 16:37