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言葉と音にこだわる

久しぶりのカテゴリ「LEGEND」です。
といってもLEGENDの話ではないのです、ごめんなさい。

LEGENDには専属のピアニストさんがついています。
そのピアニストさん達も独自に活動しているアーティストさんなのですが、
そのピアニストの一人中村匡宏さんのブログに、
いたく共鳴致しました!!!

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彼は国立音楽大学大学院作曲科を首席で卒業された、
筋金入りの研究者でもあるのですが、
そんな彼の最新の研究論文テーマが、
「話し言葉のニュアンスを紙(楽譜)に記録するための方法」なのだそうです。


~LEGENDオフィシャルブログ 2013年05月13日『えっ?』の宇宙より~

たとえば『えっ?』という言葉を役者さんに

不機嫌に言わせてみたり
驚いて言わせてみたり
感動しながら言わせてみたり

そして、それを紙に記録しこんどはそれを音楽家に見せて、
音楽家はその記録を見るだけで同じ表現ができるか?という実験です。
これがとてもむずかしいのです。

音程の問題
『え』と『っ』の間隔
読み終わるまでの時間(ほぼ一瞬ですが、一瞬という表現は曖昧なので使えません)
声の色の問題、そもそも暗い声と明るい声とはなにが違うのか
『?』が着く事によって、物理的に、音響学的になにがおこるのか
そのことばのもつ社会性、文化による捉え方のちがい
言語学的にいうその言葉のあたえる印象や言葉の表現パターン

しかし、少しずつ解決にむかっております
論文ができましたらまたご紹介いたします(^ー^)

~以上 LEGENDオフィシャルブログより~


う~ん、おもしろそうです!!
というか、私が昔からずっと気になっていたテーマそのものです!!

言葉と意味と音。
情報としての言葉なら意味が重要。
感情を伝える言葉なら音が重要。
複雑な話は出来ないけど、思いを伝えるのなら音があれば十分。
音楽が言葉の壁を越えるのはその為。

でも、音自体も実は情報なのかもしれない。
音がありきで言葉が生まれたのかもしれない。

そんなことをぐるぐると考えていても、凡人には出口は見えません。
ですが、そんなことを考えるのが大好きです♪

音の専門家による論文の公開が楽しみです!

昔ながらのお灸とはり 四ツ橋の隠れ家鍼灸院
新しいものはもう古い。古いものは新しい。

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