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鍼灸治療と料理

「鍼灸治療は料理と似ている」ということばを、
恩師の先生から聞いた事がある。

そう話された先生ご自身、お料理がお上手だった。

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一番のお弟子さんを「あの人は料理も上手」と、
ほめていらしたのを聞いた事もある。

確かに、その一番弟子の方にいれて頂いたお茶は美味しかった。
他の方にいれて頂いたお茶は「あれ?」という味だった。
同じ茶葉だと思うのだけれど・・・・・

最後に追加した1本の鍼が、余計であったりする事もある。
最後のひとつまみの塩が、多かったように。

あれ?と思って、調味料を足していくと、
何が何やら分からなくなる。

治療も、あれ?と思って深追いすると、
何が何やら分からなくなる事もある。

「全体のバランスをみる」ことが大事。
「ほどよい加減、いい塩梅、を知る」ことが大事。
たしかに、鍼灸治療は料理と似ているところがあると思う。

昔ながらのお灸とはり 四ツ橋の隠れ家鍼灸院
新しいものはもう古い。古いものは新しい。


> [随感]
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